【一生モノの買い物】男ならBARBOUR（バブアー）が似合うオヤジになれ

一生モノとかいうにはいささか小さい気もしているが、とにもかくにも「BARBOUR（バブアー）」のジャケット「ビデイル」は素晴らしい。手に入れたのはつい3年ほど前だが、買う前から一生モノと決めており、根が貧乏性の自分にとっては「元を取らねばソンソン」と、これでもかというほど着倒している。
色は勿論クラシカルな「カーキ」

 昨今のインスタ馬鹿野郎とWEAR馬鹿野郎な自撮りフォロワー集めに必死な自意識過剰系女子がなんとなくなトレンドに乗って手ごろに着ていたり、スーツファッションの崩しとしてネイビー系統のシュッとした「ビューフォート」をハーフコートみたいにこじゃれて着るスタイルはバブアーに失礼だ！キレイに着るなら他のもの着ろ！自ら着古させてオイル塗りなおして棺桶入るまで着倒せ馬鹿野郎！と大きな声で言いたい。

とはいえ、自分の来ているバブアーも、オリジナルバブアーではなく、最近のトレンドを取り入れ、やや細身にアレンジを利かした「SLシリーズのビデイル」なのは大きな声で言えない。オイルも現代的仕様なので、そんなに臭くもない。

ちなみに「ビデイル」は元々馬に乗って狩りをするためのものらしく、裾が広げられるようになっているのはその為らしい。
「ビューフォート」はウサギ狩りかなんか用で、背中の裾にポケットがついているのは狩った獲物を入れておく用らしく、ワイルドすぎる仕様。

オイルレザーゆえの匂いとぬめりはクローゼット保管はためらわれるが、本場イギリスでは男らしく「ガレージに脱ぎ捨てて、ワイルドに保管する」ようだ。嗚呼、まさに男のお召し物。ワイルドな外観とは裏腹に、内側のファブリックのチェック柄がなんともトラッドでかわいらしいのもポイント高い。ラグランになっているので、なで肩にも収まりよし。
子供ができたら男だろうと女だろうと同じビデイルとAPCのデニム、ニューバランスを着させて散歩やキャンプに出掛けて、大きくなったら額に入れて飾るのが昔からの夢。

３年も過ぎて肘周りのシワのあたりがいい感じになってきたり、オイルも程よく抜けてきたので、そろそろオイルのリプルーフでもやりたいところ。

アンチエイジングとかクソくらえで、バブアーが似合うジジイになれるよう、いい年の取り方していきたいものだ。